COMMENT
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コメント
敬称略・順不同
是枝裕和
映画監督
ショーン・ベイカー監督の人間愛を体現した全ての登場人物に拍手を!
長谷川京子
俳優
全ての女の子、女性に観て欲しい。
表層的な振る舞い、虚構と真実。
強がりは自分を守る盾になり。
でも、そろそろ気づいてるはず。
本当のあなたは?
吉田恵里香
脚本家
今までエンタメがキラキラとコーティングをして目を瞑ってきたものの中には、
あらゆる社会問題と女性蔑視が詰まっている。
目を逸らさず正面から描いても
エンターテイメントは成立する。
「目を瞑らすな、言い訳するな」と、
セックスワーカーを描き続けてきたショーンベイカーから
突き付けられた気がしました。
バービー
お笑い芸人
幸せなんてつかめなくて当たり前!
人生はミスしてなんぼ、まずはアノーラみたいに手を出さなくちゃ!
アノーラと一緒に飲んで語りたい!
豊田エリー
俳優
ショーン・ベイカー監督の眼差しは信頼できる。
この“アニー”に銃はいらない。
言葉の弾丸が鋭くもコミカルに私の心を撃ち抜いた。好き!!
一生鳥かごから出られないであろうアイツより、
ずっと気高く自由で逞しいよ、アニー。
尾崎世界観
クリープハイプ
電池の残量が0%になるまですべて感情を使い果たす。
そんなアノーラを見ていると、こまめに充電ばかりしている自分が情けなくなる。
言葉にならないあのラストシーンを握りしめて、
もっと思い切り生きていこうと思った。
ジェーン・スー
コラムニスト/ラジオパーソナリティ
うまい話はおとぎ話ではない。
でも、それでよかったんだと思う。
自分が抱えた現実に真正面から対峙していくことができたのは、
アノーラだけだったのだから。
大切なのは、それだけなのだから。
ゆっきゅん
DIVA、アイドル
アニー、いや、アノーラ!
あなたの人生は極彩色のジェットコースターで大音量、愚かで眩しく素直で美しい。
予想がつくような展開でも全く飽きない139分。
激しさの中で隠れていた優しさが露わになってゆくような終盤の二人が愛おしかった。
戸田真琴
文筆家・映画監督・元セクシー女優
かわいくて、セクシーで、有能で、どこか空っぽ。
今この瞬間も、アニーみたいな女の子は世界中にいて、
自分の足で歩いている。
アニーは、物語のためにいるんじゃない。
物語のほうが、アニーに伴走する悦びを味わうときが来たのだ。
山田佳奈
脚本家・監督・舞台演出
「あなた人生イージーに生きてきたでしょ?」
言ったことのある言葉が、ブーメランのように返ってきて、中指を立てた。
ふざけんなよ、どうせお前も同じだろって。
女だからその痛みが死ぬほど理解できて、最後一緒に泣いてしまった。
森田望智
俳優
魔法が解けてようやくアノーラの物語の1ページ目をめくることができるラストシーン。
こんな歪で美しいシンデレラストーリーを
ずっと観てみたかった気がします。
宇垣美里
フリーアナウンサー・俳優
乱痴気騒ぎな冒頭から誰がこんなビターな味わいの余韻を予想できようか。
自ら幸せを掴み取らんと、感情をむき出しに暴れ、罵り、戦うアニーが愛おしくて眩しくて。
勝手に戦友みたいな気持ちで、
ふざけんなよ…!
と爪が食い込むほどに拳を握っていた。
枝優花
映画監督・脚本・写真家
この地球で生きている限り、誰もが未熟でままならない。人生は理不尽でどこか壊れている。
なのにどうして皆、自分だけはまともだと証明したがるのだろうか。
そんなもの本当はいらないと言ってほしいはずだ。
そうだ、どうだっていいじゃないか。
どこまでも愚かで破滅的なこの人生を大闊歩していけばいい。
ショーン・ベイカーの映画は、いつだってどうしようもない私たちを抱きしめ祝福してくれる。
奥山大史
映画監督
物語の浮き沈みに合わせて、
光も色も構図も絶妙に変わってゆく。
アナモルフィックレンズと35ミリフィルムの組み合わせによってこそ
映し出せるカットの数々にくらくらしました。
ひらりさ
文筆家
幸せってなんだろう。
好きなだけお金を使えること?頼れる家族がいること?愛する人と末長く暮らすこと?
それとも……。
メディア産業と資本主義が人々にかけた魔法を、ショーン・ベイカーはユーモアたっぷりに解いて見せる。
それは、自分なりの幸福を諦めない、すべての人への人生讃歌だ。
アノーラ、世界一かっこいいヒロイン!
こがけん
お笑い芸人
スクリーンから溢れ出るのはTHE人間味!
傷だらけでぶつかり合う欠点だらけの人々を、
つい愛さずにはいられない。
怒りのアノーラから放たれる大量のFワードの爽快さたるや!
アノーラがアノーラを生きることが、
こんなにも清々しいなんて!
土岡哲朗
春とヒコーキ
主人公アニーは、王子に選ばれたからそれまでの生活を脱出できたシンデレラ。
でも、彼女にも幸せになる権利がある。
浮かれたラブストーリーではない。
自分の尊厳を守る戦い。
伊藤さとり
映画パーソナリティ・映画評論家
自分を持った強い女性、アノーラが大好きだ。
愛すべきイゴールに泣かされる度、好きになった。
不器用だけど純粋な彼の言葉は、全世界の人の心を溶かすはず。
社会の外れ者応援団、ショーン・ベイカーの愛がいっぱい詰まった最高傑作がここに!
深爪
コラムニスト
全編に渡って描かれる“性”と“生”。
幸せを求め、時に傷つきながらも貪欲に気高く逞しくサバイブしてきたアノーラが最後に手に入れたものとは。
ただの“シンデレラストーリー”に終わらないラストシーンの余韻に浸ってほしい。
辛酸なめ子
漫画家/コラムニスト
もはや普通のシンデレラストーリーや玉の輿は、
オールドハッピーエンドなのかもしれません。
アノーラを応援しながら観ていたら、
いつの間にか自分が生きる力をもらっていました。
佐々木チワワ
ライター
おとぎ話では、男の子に選ばれる可能性は教えてくれても、
その先は教えてくれなかった。
コミカルだけど、
どこまでもリアルなアノーラの生き様が眩しい。
RIN
RIN FILMs
物語が進むに連れてどんどん現実味が増していき、ドキドキするし、笑えるし、最後は泣けて、心にジーンと沁みるような映画でとても楽しめました!
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本予告編
ショート予告
表層的な振る舞い、虚構と真実。
強がりは自分を守る盾になり。
でも、そろそろ気づいてるはず。
本当のあなたは?
あらゆる社会問題と女性蔑視が詰まっている。
目を逸らさず正面から描いても
エンターテイメントは成立する。
「目を瞑らすな、言い訳するな」と、
セックスワーカーを描き続けてきたショーンベイカーから
突き付けられた気がしました。
人生はミスしてなんぼ、まずはアノーラみたいに手を出さなくちゃ!
アノーラと一緒に飲んで語りたい!
この“アニー”に銃はいらない。
言葉の弾丸が鋭くもコミカルに私の心を撃ち抜いた。好き!!
一生鳥かごから出られないであろうアイツより、
ずっと気高く自由で逞しいよ、アニー。
そんなアノーラを見ていると、こまめに充電ばかりしている自分が情けなくなる。
言葉にならないあのラストシーンを握りしめて、
もっと思い切り生きていこうと思った。
でも、それでよかったんだと思う。
自分が抱えた現実に真正面から対峙していくことができたのは、
アノーラだけだったのだから。
大切なのは、それだけなのだから。
あなたの人生は極彩色のジェットコースターで大音量、愚かで眩しく素直で美しい。
予想がつくような展開でも全く飽きない139分。
激しさの中で隠れていた優しさが露わになってゆくような終盤の二人が愛おしかった。
今この瞬間も、アニーみたいな女の子は世界中にいて、
自分の足で歩いている。
アニーは、物語のためにいるんじゃない。
物語のほうが、アニーに伴走する悦びを味わうときが来たのだ。
言ったことのある言葉が、ブーメランのように返ってきて、中指を立てた。
ふざけんなよ、どうせお前も同じだろって。
女だからその痛みが死ぬほど理解できて、最後一緒に泣いてしまった。
こんな歪で美しいシンデレラストーリーを
ずっと観てみたかった気がします。
自ら幸せを掴み取らんと、感情をむき出しに暴れ、罵り、戦うアニーが愛おしくて眩しくて。
勝手に戦友みたいな気持ちで、
ふざけんなよ…!
と爪が食い込むほどに拳を握っていた。
なのにどうして皆、自分だけはまともだと証明したがるのだろうか。
そんなもの本当はいらないと言ってほしいはずだ。
そうだ、どうだっていいじゃないか。
どこまでも愚かで破滅的なこの人生を大闊歩していけばいい。
ショーン・ベイカーの映画は、いつだってどうしようもない私たちを抱きしめ祝福してくれる。
光も色も構図も絶妙に変わってゆく。
アナモルフィックレンズと35ミリフィルムの組み合わせによってこそ
映し出せるカットの数々にくらくらしました。
好きなだけお金を使えること?頼れる家族がいること?愛する人と末長く暮らすこと?
それとも……。
メディア産業と資本主義が人々にかけた魔法を、ショーン・ベイカーはユーモアたっぷりに解いて見せる。
それは、自分なりの幸福を諦めない、すべての人への人生讃歌だ。
アノーラ、世界一かっこいいヒロイン!
傷だらけでぶつかり合う欠点だらけの人々を、
つい愛さずにはいられない。
怒りのアノーラから放たれる大量のFワードの爽快さたるや!
アノーラがアノーラを生きることが、
こんなにも清々しいなんて!
でも、彼女にも幸せになる権利がある。
浮かれたラブストーリーではない。
自分の尊厳を守る戦い。
愛すべきイゴールに泣かされる度、好きになった。
不器用だけど純粋な彼の言葉は、全世界の人の心を溶かすはず。
社会の外れ者応援団、ショーン・ベイカーの愛がいっぱい詰まった最高傑作がここに!
幸せを求め、時に傷つきながらも貪欲に気高く逞しくサバイブしてきたアノーラが最後に手に入れたものとは。
ただの“シンデレラストーリー”に終わらないラストシーンの余韻に浸ってほしい。
オールドハッピーエンドなのかもしれません。
アノーラを応援しながら観ていたら、
いつの間にか自分が生きる力をもらっていました。
その先は教えてくれなかった。
コミカルだけど、
どこまでもリアルなアノーラの生き様が眩しい。